美術館巡り

美術館巡り

実はカジュアルで親しみやすい!美術館でリフレッシュタイムを!

美術館に行った事はありますか?
美術品鑑賞は、好きな人はとことん好きだけど、興味ない人には退屈なだけな世界・・・でも、実は美術館は意外とカジュアルで楽しい場所なんです!服装だって、ジーンズにスニーカーで十分です。

ここでは、そんな『身近な美術館の魅力』についてご紹介しましょう。

美術館の意外な楽しみ方

足立美術館

美術品を見る必要はありません

まず、美術館って言って何が楽しいの?という人も多いはず。ただ突っ立って絵やら彫刻やらを見るだけでしょ?と言う人がほとんどでしょう。でも、美術館に行ったからといって、無理して興味のない美術品を見る必要なんてないんです。

美術館には無料サービスが多い

美術館の多くは、無料で開放している中庭があるところが多々あります。なにせ美術館の中庭ですから、センスも抜群。ふらっと行って、ただ中庭散策するだけでも良い気分転換になります。

美術館は都心でも広い土地を使って自然を借景に使っているので、気分はピクニック。コンビニで買ったサンドイッチやコーヒーを広げても、変な目で見られることは無いですよ。ただし、ごみは持ち帰ってくださいね。

図書ルームも無料

後は、図書ルーム。ほとんどすべての美術館に図書ルームが設けてあります。公立の美術館なら無料で入れるのが普通です。(私立の場合は入場料を払わないと図書ルームも利用できないのがほとんどですが。)

当然ながら読める本は美術関係ばかり…でもない場所も最近は増えてきているようです。最近はポップカルチャーも美術として認められているためか、美術館で漫画展なども。それに合わせて、期間限定にしろ、漫画などが用意されている美術館も多々あります。

また、絵本やビデオ鑑賞のコーナーなどを用意しているところも。まずはそういう無料サービスで色んな絵を見てみるのが最初の一歩です。その中で、『生で見てみたいなぁ』と思うような絵があったらお金を払ってみてみる…という事をオススメします。

見るだけならタダ!ミュージアムショップ

美術館の魅力の一つに、ミュージアムショップというものがあります。平たく言うなら売店ですね。その美術館で展示されている作品をモチーフにしたアクセサリーや傘、ハンカチなど他では売っていないものばかり。小物1つでも人と被りたくない!という人はこのミュージアムショップを覗いてみると意外な掘り出し物があるはず。こちらのショップも、たいていは無料で入れます。

美術館内のカフェやレストランを楽しもう!

美術館内のカフェやレストランを楽しもう

散策に疲れたら、カフェで一息

もう1つの魅力が美術館内にあるカフェ・レストラン。
これも、ほとんどすべての美術館に入っていますし、もちろん入場料を払わなくても利用できるところがほとんどです。

田舎の美術館だと窓から海や湖が見える・・・都会の美術館だと窓からキレイに整備された中庭が見える…など、ロマンチックな場所が多いのも魅力の一つ。

一人の時間を楽しむのも素敵ですし、デートコースにもピッタリ。散策に疲れたら、ミュージアムカフェでほっと一息つくのも楽しみの一つです。

美術館のカフェ・レストランいろいろ

本当に本格的なフレンチレストランが入っていて、敷居の高いところもあれば、田舎の食堂がちょっと小ぎれいになったようなところもあり・・・値段も味も、美術館によってばらばら。

ネット検索すると、公式サイトにはその美術館に入っているカフェ、レストランの大まかな値段も乗っています。また、必ずと言っていいほど、カフェ、レストランの前には料金表が表示されています。値段が予算内なら、ちょっと優雅なランチやティータイムを楽しむのも素敵なリフレッシュタイムに。  

美術館の種類

美術館の種類

公立・私立とがある

大まかに分けると、私立美術館と公立美術館があります。

公立は国立、市立の二種類。どちらも入場料は映画一回分以下が相場。中には数百円のところも。

一方、私立の方は個人でやっている分、入場料も高く、無料サービスも少ないのが現実。(その分、建物や中庭などが凝っていたりもするのですが)

やはり美術館初心者は公立の美術館で無料サービスを利用したり、安い常設展などを覗いてみたりするのが良いかと思います。地方の小さな美術館ですと、常設展が180円などという格安な場所も。でも、展示されているのは歴史に名を遺す立派な芸術家の作品なのでご安心を。  

所蔵品によって区別される場合も

公立、私立とは別に所蔵しているものでの区別もできます。
西洋絵画専用の美術館。国内の作家の身を扱う美術館。中には特定の画家専用の美術館も。また、最近は『箱もの』と言って、常設コレクション(その美術館が所蔵している美術品をこう呼びます。)を持たずに企画展の身のためだけの美術館もあります。

ただ、こういうチョイスは見たい美術品が決まってからの話なので、好きな作家ができてきたら、その時に探せばいいのです。

オススメの美術館

美術館初心者には、地方の公立美術館が良いでしょう。
都心の有名美術館(国立西洋美術館、上野駅下車すぐなど)は、無料サービスは少ないのが現実。(ぜロではありません。ロダンの彫刻がいっぱいの中庭や、ミュージアムショップは無料で入れます。)

都内に住んでいる人も、ちょっと都心から外れた場所の美術館なら、無料サービスがたくさんある公立美術館があるはず。 中で美術品を鑑賞するにも、都心の大型美術館は展示数があまりに多すぎて疲れてしまう人も…よほどの興味がわかない限りは、最初は小・中規模の美術館がオススメです。

最後に

美術館めぐりまとめ

いかがでしたか?美術館って、実はカジュアルで親しみやすい場所なんです。芸術だなんて小難しいことを考えずに、気楽に無料施設から遊び倒してみましょう。

まずはインターネットで、自分の住む地域の地名と美術館と入れて検索してみてください。公式サイトには様々なサービスの案内も載っています。

無料サービスを楽しんだり、安い常設展で本物の美術品に触れて目を肥やしてみるのもいいでしょう。目が肥えてゆくと、本物の良い絵を見るだけで体の余計な力が抜けてリラックスするようになったり、感動して涙が出てきたり・・・という経験をすることも。そういう『感動』は、意外と日々への活力になるものです。まずは散歩がてら、近くの美術館の中庭でも歩いてみてはいかがでしょうか?

美術館に行ってみよう!

美術館といっても絵画はもちろん、おもちゃミュージアム、トリックアート美術館、ステンドグラス美術館などなど、たくさんの種類があります。

空いた時間にお出かけして、新しい発見をしてみませんか?