昔、流行った趣味5選

昔、流行った趣味5選

時代が変わっていくにつれて、バンジージャンプやデコパージュといった新しい趣味が誕生している今日ですが、趣味というものは昔からたくさんの人たちに親しまれてました。

そんな中でも昔流行した趣味が、今ではそこがレトロな魅力になっていたり、新しく生まれ変わって再燃したりしています。

そんな昔流行っていた趣味を5つ、厳選してご紹介していきます。

古銭集め

古銭集め

定年後の趣味に最適ともいわれる『古銭集め』。自分の誕生した年から流通しているお金を集めたり、大判小判を集めたり、と歴史も一緒に楽しめる魅力があります。

お金は年号が入っているので、ファイルにおさめて眺める楽しみと集めることそのものにも楽しみがあります。『古銭集め』には紙幣も含まれるので、それを見ればその時代にどんな人が尊敬されていたかなど、いろいろなことがわかるので、考古学的な意味でも知的な趣味として流行しました。

今でも生産数の少ない硬貨に高値がつくなど盛んに取引されています。

切手集め

切手集め

切手集め といえば趣味の代表格。インターネットの普及によって手紙を書く機会も減ってきて、切手は忘れられつつあるのではないでしょうか。

しかし最近でも、北海道新幹線開業やサミットの開催といった記念切手や、ガンダムやピーターラビット切手といった限定切手が今も販売され続けています。絵柄が凝っていたり美しいものも多いので、美術品を集めるような魅力もあります。

また、外国には日本では見られないような珍しい切手も多くありますので、世界中の切手を集めるのも楽しいですね。

ブリキのおもちゃ

ブリキのおもちゃ

明治時代に登場し昭和30年代まで盛んに作られ、人々を夢中にさせた『ブリキのオモチャ』。思いがけない動きや、細かい細工がたくさんの人を魅了しました。

アメリカのポップカルチャーも驚かせたという日本の匠の繊細なワザは、子供から大人まで魅了する、単なるオモチャを越えたオモチャとして、収集されていました。ブリキのオモチャで遊んでいた世代の人々には懐かしく、今では高額で取引されています。

レトロな雰囲気でインテリアとして取り入れる人も増え、人気が再燃するにつれて、気軽に遊べるオモチャの生産が熱望されるなど、再注目されています。

食玩集め

お菓子よりも、それに付いてくるオモチャを目当てに買ってしまうほど人気の『食玩』。1980年代に一大ブームになった"ビックリマンチョコシール"をご存知の方も多いのではないでしょうか。

他にも、ポテトチップスにプロ野球選手やJリーグ選手の写真カードが付いてくるものもあったり、お菓子のみならず、PEPSIのペットボトルのボトルキャップにはフィギュアが付いてくることもありました。

こうした食玩もコレクション性があり、中にはレアアイテムがあったりしますので、それを手に入れるためについつい買い込んでしったり・・・

しかし、子どもの頃に買ってもらった食玩付きのお菓子の箱を開ける。その時のワクワク感を忘れられない方も多いのではないでしょうか。

めんこ

めんこ

江戸時代からすでに子供達の間で人気をはくしていた『めんこ』。現在ではほとんどみかけなくなりましたが、"鉄腕アトム"や"キン肉マン"といった、その時々に人気のアニメや野球選手や力士が絵柄になっていました。

また、ルールも勝った方が負けた方のカードをもらえるなど、現在のカードゲームとの共通点がたくさんあります。

そんなカードゲームの草分けのめんこですが、ある程度の厚み・大きさのある紙でなら、オリジナルを作ることもできるので、昔の遊びを復活させようという動きに合わせて少しずつですが注目されているようです。

古いけど新しい趣味!

こんなこともあったな、と思い出した方も、そんなことがあったんだ!と初めて触れた方も"昔、流行った趣味"にはその時代の背景や思い出がぎっしりつまっています。

今は廃れてしまったように思えても、マニアの間ではまだまだ熱い趣味を、ほんの少しのぞいてみるのも楽しいかもしれません。昔流行った趣味は歴史のある趣味ともいえます。

新しいものばかりでなく、昔の趣味もほんの少しのぞいて楽しんでみませんか?