乗りたい列車5選
今日は〇〇へお出掛け!〇〇に着いたらアレもしてコレもして、と楽しみはいっぱい。
でも、ちょっと待って!そこへ行くまでの道のりが楽しかったら、なおさら楽しいと思いませんか?そんな楽しみを倍にしてくれる乗り物、それが『列車』です。ただ乗るだけではなく、特別な空間を楽しみ、味わいながら目的地へ行くまでの道のりが、素晴らしいレジャーに早変わり。
どこかへ行きたいけれど、行くまでが・・・という方も、楽しいが増えるならなんでも試してみたい!という方も、意外と身近にあってとっても便利、しかも美味しい列車を5つ、ご紹介したいと思います。
憧れの寝台車
東京から出雲市、高松間を結ぶオール2階建て寝台特急『サンライズエクスプレス出雲』と『サンライズエクスプレス瀬戸』。早さを追究しないかわりに得られるゆったりした旅感や窓外の景色を存分に楽しめます。
お部屋も快適でプライバシーはしっかりと守られているので、ゆっくりくつろぐことができます。デラックスルームは一般的なホテル1泊分ほどの料金で個室にシャワーも完備。その他、寝台料金のいらないリーズナブルなノビノビ座席まで予算や旅の目的に合わせて、旅を選ぶことができます。
会社帰りに列車に乗ってそのまま遠くへ、そんな素敵な旅を叶えてくれます。
1度は乗りたい!高級感溢れる列車
有名なオリエント急行を代表するように、豪華な列車の旅はいかがでしょう?そんな方にオススメなのが、臨時特急列車『JR九州 A列車』。熊本駅から三角駅を鹿児島本線・三角線(あまくさみすみ線)経由で運行しています。
まず、ロゴがカッコいい!そして一歩、中に入れば列車とは思えないようなラグジュアリーな空間が広がっています。カウンターバーもあり、ゆっくりグラスを傾けながら語らって目的地を目指すも良し、車窓からの眺めを堪能するも良し、と大人な楽しみが味わえます。
内装も凝っているので、共有スペースでのんびり過ごしたり、数種類ある座席の模様を楽しんだりと、様々な楽しみ方ができます。
美味しい列車
千葉県房総半島、大原から上総中野間を走るいすみ鉄道はお刺身列車の異名を持つ『美味しい列車』。お刺身のほかにもイタリアンランチクルーズトレインやジャズ列車も走っているというから、美味しさにかけては一番かもしれません。なんといっても新鮮な魚介類が大きな魅力。目的地に着くまでの時間を目で、舌で堪能することができます。
また、食事をしながら窓外を楽しみ列車に乗ることで、行って帰るだけでも十分に満足できるので、特に目的地のない方でも存分に楽しむことができます。
走るギャラリー
広い窓、大自然広がる車窓、伝統ある井波彫刻が展示されている観光列車『ベル・モンターニュ・エ・メール』。城端線、氷見線を走るこの列車は豪華さと伝統が織り成す落ち着いた美しさが魅力です。
額縁風の広い窓を通して望める立山連邦など、走るギャラリーの名のとおり、季節によって様々に表情を変える景色を絵画のようなアートとして見せてくれます。
期間限定で販売されるお寿司もあるので、旬を味わうこともオススメですよ!
空港へ!
成田空港へ直通の京成電鉄『スカイライナー』は京成上野駅から成田空港駅を結ぶ特急列車。歴史は意外に古く、1978年から運行されています。
スカイライナーの魅力は、一番早いのに、一番料金が安いこと。乗り心地も良く、飛行機を見に行きたい、夜景が楽しみたい、そんなときでも気軽に利用できることが魅力です。
空港はとかくアクセスが不便なものですが、それを解消してくれる列車です。
列車を楽しもう!
日本は「世界で唯一、列車での時間トリックが成立がする国」と言われるほど列車は時間に正確なので、旅の計画を立てるにはもってこいの乗り物。
でも、それをただ移動手段にしてしまうにはもったいない、個性的で魅力ある列車がたくさんあります。そんな列車を利用することでちょっと欲張って、旅をさらに彩り豊かにしてみませんか?